『孤独』 アンソニー・ストー

孤独、孤独、孤独なクリスマス。
こんな日は家に内にこもるに限る。

しかしいつからこうなのだろう。

私たちは、満足感を得られるほど親密な関係が幸福をもたらすことこそ理想であり、もしそうでなければその人間関係には何か欠陥があるに違いないという思いが強過ぎるようである。

同調圧力とも違う。コミュ力がある側もない側も同じように持っている前提。
ストーの本を読んで人間関係と孤独の意味を振り返る。
ロンリークリスマスの準備の一冊。

孤独―新訳

孤独―新訳

[目次]

  1. 人間関係の意義
  2. 一人でいられる能力
  3. 孤独の有用性
  4. 強いられた孤独
  5. 想像力の飢餓
  6. 個人の重要性
  7. 孤独と気質
  8. 分離、孤立、想像力の発達
  9. 死別、抑うつ状態、修復
  10. 統一性の追求
  11. 第三期
  12. 完全性願望とその追求